2009年10月13日火曜日

神仏霊場巡り智積院





泉涌寺
京都は東山三十六峰の南に端、皇室縁の寺で真言宗泉湧寺は天長年間弘法大師が庵を結んで法輪寺と号したのが始まりと言う。建暦元年〔1218〕唐から帰国した俊芿が入寺し泉湧寺と改めた。鳥羽天皇の加護帰依があって、大伽藍が建立されて勅願寺となった。四条天皇が亡くなって御陵が造営されてからは天皇家の菩提寺になり「香華院」となった。現在四条天皇から桃園天皇までの月輪陵と、光格天皇、仁孝天皇の後月輪陵、孝明天皇の月輪東陵がある。応仁の乱で焼失し織田信長が再建、その後には後水尾天皇が今の伽藍を建立し再建された。

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