ひこいち歴史歳時記
関西を中心に「神仏霊場」百五十所巡り。一ノ宮探訪 。カメラ片手に探索。著書、著作紹介。
2009年4月19日日曜日
神仏霊場 丹生川上神社上社
神仏霊場巡り 丹生川上神社上社
龍神の神の総本社で諸国に龍神社数ある中で総本者がこの神社で中、下とある事を知るものは少ない。大峰山参りの吉野川沿いにあって山岳信仰難所の中にあって中々この地に行くのも厳しい立地に秘境であった。今日交通の便が良くなったとはいえ今も急な勾配と曲がりくねった道である。四十年以上も前の話であるが大峰山参りでこの辺りを通った折りはダム完成前で今と状況は変っていて今は国道のかなり上に遷座していて当時の面影がないらしい。祭神は高龗大神、相殿大山祇神、大雷神 末社に山之神社、水神社 恵比寿神社 愛宕神社である。龍神は水を司る神で古来農業の雨乞いの神で、また治水、水難からもご利益を願い信仰されていて、この神は伊弉諾尊が火の神かぐつち神をきりたもうた時に生まれた神である。遷座された新しい社殿には資料や元境内のご神木の巌や御霊、など保存されていて祭礼などは受け継がれている。元本殿跡遺跡には平安時代の本殿壇跡が発掘されてその古さは知られている。
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