ひこいち歴史歳時記
関西を中心に「神仏霊場」百五十所巡り。一ノ宮探訪 。カメラ片手に探索。著書、著作紹介。
2009年4月19日日曜日
神仏霊場巡り 壷阪寺(南法華寺)
神仏霊場巡り 壷阪寺(南法華寺)
南大和は壷阪寺は目のご利益で浄瑠璃また浪曲や歌舞伎などで有名な「壷阪霊験記」に語られた“お里 沢一”の物語で知られ今もその精神が引き継がれ不自由な人々への福祉の心は深い信仰と西国三十三所の札所として古くより人々の巡礼の絶えることが無く、連綿と観音巡礼者に宗派を越え伝えられている。創建は大宝年間の元興寺僧の弁基が建立したという説が有力、その後瓦の出土や塔の心礎の様式で白鳳時代の創立と裏付けられ、八四七年には長谷寺と共に官寺の定額寺とされ、法相宗から真言宗の一大道場になり室町時代の礼堂、三重塔(重文)が残されインドからの花崗岩製の大観音像は話題を呼び境内には巨大な仏像が目を引くまた顔面に刻まれた五百羅漢は見事な描写である。目の見えない人たちへや匂いのする花々の意向の道など福祉活動への深い造詣が観音霊場功徳と救済の寺院の端々に見える名刹である。
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