2010年1月11日月曜日

神仏霊場巡り 慈照寺



神仏霊場巡り    慈照寺
東山三十六峰の北の端、京都は大文字の送り火で有名な如意カ
岳の麓に建つ慈照寺は通称銀閣寺、臨済宗は相国寺派で京都では金閣寺、清水寺と人気の高い観光スッポトである。室町時代八代将軍足利義政が浄土寺跡に建立し「東山殿」を前身とし、義政の供養の為に夢窓疎石が相国寺の周財を迎えて禅刹とした。錦鏡池を前に「銀閣」の名で親しまれる二層の観音堂は荘厳を極めたが、銀閣寺の象徴的正面の高く盛り上げた白砂は向月台と銀沙灘が目に入る、これらは江戸時代から設置され、深い配置の様式は禅問答のように思える。その後、幾多の戦禍に逢ったがそのたび修復再建された。明治の廃仏毀釈に大打撃を受けたが禅僧元禎らによって復興された。

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