神仏霊場巡り 鹿苑寺(金閣寺)
京都は夏の盆の五山の送り火の左大文字の麓に、京都の観光を代表とする鹿苑寺(金閣寺)がある。銀閣寺と同じ禅宗は臨在宗相国寺派の末寺であるが、鏡湖池に姿を映し、その神々しく輝く金箔に貼られた三重閣、一層は寝殿造り「法水院」二層は和様仏道風の「潮音院」三層は禅宗仏殿風の「究竟頂」の輝く三様と池との絶妙の光景は見る者を圧倒をする。室町幕府三代将軍足利義光は西園寺公恒経の山荘の跡を譲り受け金閣を建立したのが始まりで銀閣寺の東山殿の対し「北山殿」と呼ばれ、ここは当時の外交の社交場に使われて使節団が訪れたと言う。その後応仁の乱で焼失、昭和に入っても放火で焼失し戦後に優美な姿が再建された。
0 件のコメント:
コメントを投稿