室生寺
古くより女人高野として真言宗の道場である。創建は役行者と伝えられる一方、宝亀年間に興福寺の僧賢璟(かいけい)が山部親王(桓武天皇)の病気平癒の祈願の為に室生寺を開いたとも伝えられる。その後弟子の修円が堂塔、伽藍を整えた。修円は最澄、空海とも親交深くは山岳信仰の道場として、天台、真言などのを取り入れて、女人禁制の高野山に対して女人高野として女性の信仰の道場として親しまれた。寺宝に金堂(国宝)には本尊の釈迦如来像(国宝)薬師如来像、地蔵菩薩像、文殊菩薩像、十二神勝像(各重文)十一面観音菩薩像(国宝)潅頂堂(国宝)五重塔(国宝)ほかまさに国宝、重文、宝庫である。
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