神仏霊場巡り 伏見稲荷大社
毎年初詣に全国的順位の上で。屈指の商売繁盛、屋敷神、農耕の神と全国では3万社と一番おおく奉られている稲荷さんの総本社こそ「伏見稲荷大社」である。創建は奈良時代の和銅四年に、稲荷神が本殿の東側の稲荷山に鎮座したことに始まると伝えられ、当時は渡来系の秦氏の奉仕された神だったが、農業の神として全国的に広がっていた。平安時代には東寺の鎮守神だったが、弘法大師の真言密教と融合し、仏教の守護神「荼吉尼天」と融合して、大衆信仰の稲荷信仰へと広まっていったと言われている。記述には淳和天皇の時代に手厚い加護受けて「正一位」の冠位を賜った。祭神は宇迦之御魂神、佐田彦神、大宮能売神の主神と田中大神の四神を合祀している。稲荷信仰は平安時代より盛んに京都の祭礼には「今昔物語」や「枕草子」に出てくるように賑わいを見せていたが応仁の乱など戦禍にあったが、その後秀吉によって再建され、多くの文化財を残している。
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