2010年5月19日水曜日

”神仏霊場巡り  寂光院

大原川を隔てた所に、天台宗は尼寺の寂光院がある。聖徳太子が父用明天応の菩提を弔うために建立されたと言う。本尊は六万体地蔵菩薩立像で、近年火災で本堂と共に焼失、損傷を受け今は修復中である。何よりこの寺を歴史的に有名にさせたのは、源平の合戦の後、わが子安徳天皇の菩提を弔うために、建礼院門が過ごした「念佛三昧」の日々を偲んだのがこの寂光院である。その後衰退をしたが、寂光院を豊臣秀頼の母淀君が桃山様式のものを古式通り復元した。今尚平家物語のまま「心字池」や姫小松など平家縁の寺である。

0 件のコメント:

コメントを投稿